脊柱管狭窄症のセルフケア
手術の前にできること、まだあります!
はじめに
「脊柱管狭窄症ですね」
そう言われて、不安になっていませんか?
- 歩くと足がしびれる
- 少し休むと楽になる
- このまま悪化するのではと怖い
このような症状があると、「手術しかないのかな?」と思う方も多いです。
しかし実際には、状態によっては手術せずにセルフケアで楽になるケースも十分あります。

脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症とは、背骨の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで起こる症状です。
代表的なのが「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれる状態で、歩くとしびれや痛みが出てきたり、少し休むとまた歩ける、といった特徴があります。
なぜ症状が出るのか?
一般的には、加齢による変形や椎間板の変性、靭帯の肥厚などが原因とされています。
ですがここで重要なのは、
**「なぜその状態で症状が出る人と出ない人がいるのか?」**
です。
当院では、以下のような要因に注目します。
- 姿勢(反り腰・丸まり)
- 股関節やお尻の硬さ
- 体幹(腹横筋)の弱さ
- 足の使い方・重心バランス
これらが崩れることで、神経への負担が増え、症状が出やすくなります。
自宅でできるセルフケア
ここからは、実際におすすめのセルフケアを紹介します。
① 前かがみストレッチ
脊柱管狭窄症の方は、
前かがみになると症状が楽になることが多いです。
☆やり方
- 椅子に座る
- ゆっくり前に体を倒す
- 腰〜背中を丸める
- 10〜20秒キープ × 数回
※無理のない範囲で行いましょう。
② お尻・股関節のストレッチ
股関節が硬いと、歩くたびに腰への負担が増えます。
☆やり方
- 仰向けで片膝を抱える
- お尻が伸びるのを感じる
- 20秒キープ × 左右
③ 軽いウォーキング(無理しない)
動かさなすぎも逆効果です。
☆ポイント
- 痛くなる前に休む
- 短時間をこまめに
- 無理に長く歩かない
④ 体幹(腹横筋)トレーニング
体幹が安定すると、腰への負担が軽減します。
☆ドローイン
- お腹を軽くへこませる
- 呼吸を止めずにキープ
- 10秒 × 数回
ちなみにやってはいけないNG行動として
❌ 無理に背筋を伸ばし続ける
❌ 痛みを我慢して歩き続ける
❌ 強く揉みすぎる
これらはかえって症状を悪化させる可能性があります。
セルフケアの限界
セルフケアはとても大切ですが、それだけでは改善しきれないケースもあります。
特に、
- しびれがどんどん強くなっている
- 歩ける距離が短くなっている
- 日常生活に支障が出ている
このような場合は、早めに専門的な評価が必要です。
まとめ
脊柱管狭窄症は、単なる「加齢だから仕方ない」ではありません。
体の使い方や姿勢、筋肉のバランス、これらを整えることで、症状が軽減する可能性は十分あります。
「手術と言われたけど不安」
「できれば手術は避けたい」
そんな方は、一度ご相談ください。
当院では、体全体の動きから原因を分析し、あなたに合った改善方法をご提案します。

